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抱きしめたい!Forever(フォーエバー) あらすじ [抱きしめたい!]

フジテレビ開局55周年特別番組「抱きしめたい!Forever(フォーエバー)」 あらすじ(ネタバレ感想含む)
「元祖・トレンディドラマ」と評される伝説のドラマ「抱きしめたい!」の最新作が14年ぶりに復活
連続ドラマ時代から遡れば25年という「四半世紀ぶり」の復活です
連続ドラマ時に再三繰り返された「栄光の園幼稚園の年少さんから四半世紀」という表現
これはついに「四半世紀」から「半世紀」に繰り上げ
つまり麻子(浅野温子)と夏子(浅野ゆう子)の「女の友情」は50年間の“歴史”を刻むわけです
この2人はもう「親友」という枠を超えた家族以上の付き合いとも言える関係でしょう
たまりません


近年のドラマでは見られなくなったドラマ冒頭でまず最初に主題歌を流すという流れで番組は始まります
ドラマ「抱きしめたい!」と言えば主題歌は有名なカルロス・トシキ&オメガトライブによる「アクアマリンのままでいて」ですが、カルロス・トシキ&オメガトライブは解散している為、Every Little Thing(ELT)によるカバーで主題歌が流れます


連続ドラマ当時の映像を再三カットインさせながら流す展開
バブル時代・トレンディ時代に一世を風靡した「W浅野」の2人の過去と現在を交互に流す勇気のある手法
25年の年月を経ても変らぬスタイルをキープして、50代になってもロングヘアをキープしているダブル浅野
当時も今も同世代のファッションリーダーとしての自覚充分であり、
このドラマは「新時代の50代像」を期待されてのことで、二人のファッションにも力を入れたとのこと


連続ドラマ時代のメインキャストだった二宮修治(石田純一)・大友銀平(布施博)・吉沢知佳(生田智子)・源川美穂(河合美智子/オーロラ輝子)・徳永悟(佐藤幸雄)の出演はなし
山下純(本木雅弘)も声と写真だけの出演となります


麻子と夏子は54才になりました
麻子はスタイリストを数人抱えるオフィスの社長になりました
連続ドラマ時代は自分がそのスタイリストの立場だった麻子
ついに経営者の側になったわけです
「ライフスタイリスト」として雑誌やネットに取り上げられその名声はそこそこなようです


一方、夏子は夫の圭介(岩城滉一)が海外家具の輸入販売の仕事をする一方で、飲食店経営にも手を伸ばし、数店を経営するオーナーとなったことから夏子も店のマダム(女将)として働いてます
夏子は先天的に子供を産めない体質ですから、夫婦の間には当然子供はいません
子無し夫婦でも「専業主婦」だった夏子
それが許されたバブル時代の豊かさ・・・
今じゃ子供がいても妻に「働いてほしい」と夫が求めるような状況ですからね・・・


ただ、バブル時代(連続ドラマ時代)は羽振りの良かった圭介ですが、近年の不況の煽りもあり経営状態は思わしくないようです
現在の飲食業界は激戦の戦国時代ですから尚更です


そんなシチュエーションの中、世界的メークアップアーティストに成長した純からの手紙で物語は幕を開けます
連続ドラマ時代もナレーションを担当した本木雅弘の声で麻子と夏子の近況が語られる手法です
麻子を一途に健気に愛し続けた純も別の相手と結婚して2児の父親になっています
それでも麻子一筋であることは変らないとのこと
それはそれで問題なような気もしますが、このドラマの男性キャストは皆今じゃ稀少種族の「肉食系」ですからね


50代になってもエネルギッシュな麻子の姿から始る今回のドラマ
社長となってバタバタと狭いオフィスで「パパはニュースキャスター」で共演した西尾まりと絡みます
しかし連続ドラマ1話と同じような展開で夏子が麻子の部屋に転がり込んできます
過去の旅行の話をしながらなかなか「本題」を切り出さない流れなど第1話の設定を踏襲しています
たまりません


結局夏子が来た原因はまたも圭介の浮気
あれから25年経っても圭介の女好きは相変わらずなようで、
しかも今回はついに相手の女との間に1才半になる息子の健斗(加賀谷光輝/ベビーモデル)まで作ってしまい、その子を預かる事に!
これで激怒した夏子は家を飛び出したわけです


相手の女は24歳の大谷樹李亜(大谷英子)という女性
演じる大谷英子は28歳ですがなぜ24歳という設定にしたのかはわかりませんが、
関係はオーナーの圭介とその店でアルバイトとして働いていたジュリアという間柄で、
当時は19才でしたが、その数年後の店の閉店お別れパーティーの夜に「思い出がほしい」とせがまれ「そうなった」という連続ドラマ時代の知佳みたいな経緯です


知佳の時も妊娠騒動でしたが、あれは知佳が「遅れていた」だけの勘違い
しかし今度は現実に生まれた健斗という可愛い赤ちゃんが目の前に現れたわけです
知佳を演じた生田智子は今ではW杯日本人初ゴールを決めた伝説のストライカー・中山雅史の妻となってます


麻子は圭介に会いに行きまずはビンタをカチくらわせます
冒頭でまず最初に主題歌を流すドラマが「絶滅」したのと同様に、
昨今の禁煙・嫌煙や未成年喫煙防止の流れからドラマ内で喫煙シーンを放送することが憚られ(カッコいいとマネをする喫煙者の増加阻止の狙い)るようになって久しいですが、
当時のドラマ同様にスパスパタバコを吸う麻子と圭介
いやここは「浅野温子と岩城滉一」と言うべきか
当時は寧ろタバコを吸う事がファッションの一部かのようにメインキャストは当たり前のように吸ってばかりでした
しかし今ではドラマ内でメインキャストがタバコを吸うということ自体が今では逆に斬新に感じます


現に岩城滉一は今でもかなりのヘビースモーカーとのこと
長時間の宇宙飛行を断ったほどですから
それはともかく今後についてはジュリア側と圭介・夏子夫妻とで先方の弁護士を介して交渉になるとのこと
夏子は相手の女に会う気分になれず麻子に代理を求める
しかも圭介も資金繰りで忙しくて出席できず結局麻子1人で話を聞く事に


相手側もジュリアはロスにいる為に弁護士の瀬戸恭一郎(草刈正雄)1人であり、麻子と1対1で話し合うことに
お互いにボイスレコーダーで録音しながらの会話
しかし圭介も夏子も不在な上に麻子が何の権限も委任されていない「部外者」と感じ瀬戸は「これでは話にならない」と帰ってしまう
瀬戸は「慇懃無礼」という言葉を体現したような人物で、言葉遣いは丁寧ながらも失礼な言葉を連発する
麻子もそれにキレてヒステリーを起して瀬戸に怒鳴り散らしてしまう


結局、ジュリア側は圭介と子供と3人で暮らす事を望んでいるとのこと
麻子は帰ると夏子にその事を伝える
気丈に振舞う夏子
「泣きなさいよ」と夏子の気持ちを汲み取る麻子
夏子は素直にそこでは泣かないものの、結局キッチンで泣き崩れてしまう・・・


泣いてスッキリした夏子
麻子と2人でパックしながらのトークも連続ドラマ時代のオマージュ
そして「圭介返そうか?アタシが麻子から取っちゃったんだし」と語る夏子のセリフもオマージュ
とにかく2人してジュリアと闘おうと誓いあう
現時点では圭介を渡すつもりはない2人


翌日、今度は圭介・夏子夫婦と共に瀬戸に挑む麻子
しかしやってきた瀬戸は開口一番「申し訳ありません。ジュリアが消えました」と謝罪
感情的にまくしたてる麻子に「部外者のあなたが口出ししないでほしい」と言う瀬戸
すると夏子が「麻子は部外者じゃありません」と瀬戸に告げる
そして瀬戸は帰り際夏子が麻子にすがりつくように抱きつく姿を見かける・・・


夏子の母である愛(野際陽子)も今回の騒動を知る事になる
愛は珍しく感情的に娘の肩を持ち、圭介を殴ると息巻く
70代になっても元気で派手な愛の姿があった


麻子は瀬戸から呼び出しがある
瀬戸はジュリアの父が自分の学生時代の親友で故人であることを明かす
そしてジュリアが金目的で圭介と接近し、
失踪したのも圭介の会社の経営状態の悪さを知ったのが原因だとジュリアの友人から情報入手
別れ際に夏子にすがりつくように抱きつかれていた麻子を見て、
夏子にとっての麻子の存在の大きさを認識したことで麻子に真っ先にこの事実を伝えたわけである


麻子は「夏子と圭介にはまだこの事実は伝えないでおく」と瀬戸に告げる
最初は険悪な2人だったが少し融和ムード


夏子は圭介が資金繰りでどうしても抜けられなくなりその間健斗の世話を懇願される
反発しながらも仕方なく家に戻る夏子
圭介が健斗の為にタバコと灰皿を全て捨てているのを発見する
圭介は夏子がいくら止めてと言ってもタバコを止めなかった
しかし今回幼い健斗が来た事で副流煙を避けるためか圭介は長年吸い続けてきたタバコをキッパリ止めたのだ
「他の女が産んだ子」の為ならあっさりタバコをやめた圭介に夏子は複雑な思い・・・


圭介はなんとかどこぞの社長から融資を受け付ける事ができた
これで不渡りも倒産も避けられた
戻ってきた圭介は夏子から健人を受け取ると愛おしそうに健人をあやす
それをジッと見つめる夏子・・・
夏子はその後の圭介の謝罪を無視して帰ってしまう


夏子は麻子に「圭介、父親の顔になってた」と語る
「男って何歳になっても父親になれるんだね。女は無理だけど」と語る夏子
2人で閉経の話までする本当にチャレンジャーな今回のドラマ
しかし2人は子供を産まない事を自ら選んだわけで後悔もしていないと再認識
夏子は元々先天的に子供が産めない体だったが、
麻子と一緒に閉経を迎えたことで麻子に女として並ぶことができた気がするとまで言うほど


54才になっても2人が若々しいのは子供を産んでいない事もあるのかもしれない
女性にとって子供を産めないことはとても辛い事ではある
しかし2人は子を持つ母親だったらできない楽しい人生を謳歌してきたのも事実である
どちらが良いというものでもないが、
子供や孫を抱えて「おばあちゃん」になってくたびれてしまっているよりは「輝いている」とも言える
子供が産めなかった悲しみと引き換えの輝きではあるわけで、どちらが良いかはわからないが


夏子は次に麻子と瀬戸の関係を突いてくる
最初は反発しあっていたし、
夏子が見ていた限りでは全く好意を交わすシーンなどなかったのに、
夏子は独特なセンサーがあるのか設定が読めるのかわからないが、
早くも麻子と瀬戸の関係に興味を示す


翌日、瀬戸から麻子に連絡があり、夏子に弁護士仲間を集めて合コンをセッティングするよう求められたと明かされる
連続ドラマ時代からあった「夏子の行きすぎたおせっかい」が54才になっても健在だった(笑)


夏子は経営するチャイニーズレストランで石堂リュウ(市原隼人)と話していた
リュウは15才の時に母を自殺で亡くし家出同然で圭介・夏子の元へ転がり込んできた過去がある
それから今では立派な看板シェフとして成長し26才の男盛りとなっていた
そこに麻子がやって来きて瀬戸に余計な事を頼んだ夏子に噛み付く
結局店のお得意様が来てしまい夏子は応対に向ってしまい話は頓挫


閉店後ワインを開けながら自分達の青春とバブル時代が重なった幸運を噛み締めあう2人
そんな思い出話をしていると夏子は瀬戸が麻子の好みのタイプの顔であると気づく
過去に麻子が好きになった相手の顔には傾向があるらしく瀬戸もその傾向らしい
過去の連続ドラマでもそのエピソードが語られた「倉敷の大病院の御曹司の宮原さん」の名前も出る
今回のスペシャル版は再三連続ドラマ時代の映像がカットインされる上にオマージュかつデジャビュのような設定が多い


そもそも連続ドラマ時代に「“まさかりくさお”みたいな顔」をしていたハーフの学生を麻子が好きになった話をしていた経緯がある
この「まさかりくさお」というのは「草刈正雄」を文字った夏子のシャレだろうが、今回のキャストに草刈正雄が起用されたのはこのセリフがあったからかもしれない
だから瀬戸が麻子の好みのタイプの顔という夏子の主張は連続ドラマ時代の設定も絡んだ深いセリフである


一方、リュウはワインを持って圭介を訪れる
圭介と夏子の間に何かあったと感じていたリュウはそれを探ろうとしていた
リュウは自分を拾ってくれた圭介と夏子に恩義を感じていて、母は自殺し最低の父親だけ残り親などいないに等しい状態だったことから、圭介や夏子を親代わりに思っているフシもあり、実際圭介と夏子もリュウを養子にしようかと考えたこともある


そんな間柄だけにリュウは経営者夫婦の夏子にはほぼタメ口で、圭介にもタメ口と敬語が微妙に交じった上に妙にクセのある喋り方で接している
とりあえず圭介の事は「社長」と呼ぶリュウ
健人の話になり、還暦を過ぎた圭介が「現役」であることに驚愕する流れ
健人を可愛いかと問われたときの圭介の「父親の顔」を見てリュウは「その顔、くれぐれも夏子さんの前ではしないほうがいい」と忠告するが、その忠告は既にもう手遅れであり、圭介は夏子にその顔を見せてしまった・・・


翌日、瀬戸と会う麻子
ジュリアは今度は男を作ってヨーロッパをほっつき歩いているとのこと
麻子は「もう圭介と夏子に健人を育てる覚悟をした方が良いのか?」と単刀直入に瀬戸に問う
瀬戸も「そうしてください」と返す
麻子は了承し店を出る


瀬戸が後を追いかけてくる
「大丈夫ですか?」と問う瀬戸
「夏子には私がついていますから大丈夫です」と返す麻子
「いえ、あなたが大丈夫かと聞いているんです」と瀬戸
そして「もっと怒りを私にぶつけてほしい」と瀬戸は求める


麻子は瀬戸を飲みに誘う
もう感情的に怒って叫べる歳じゃないから美味しいお酒と一緒に飲み込むと麻子
だが瀬戸との最初の対面時など充分ヒステリックに喚いていた気がするが・・・
とにかくここで麻子は瀬戸がバツありの独身である事を知る
元妻の浮気が原因で別れたのも遠い昔とのこと
恋は遠い日の花火ではない


一方、夏子はかなり思い悩んでいる様子
リュウも心配して麻子を店に呼び寄せた
「オレの母親のようになっちゃダメだ」と告げるリュウ
夏子は麻子に「子供産まなくても親になれるんだね」と告げる
自分を母のように慕うリュウに対し夏子も息子のような愛情を感じている


翌日夏子は荷物を持って家に戻った
驚く圭介に「ただいま」と告げる
ここで思わせぶりにCMに入る
CM再開後はもう麻子と夏子がカフェで話す場面に切り変わる
そして健斗を圭介と2人で育てる事に決めたとのこと


「圭介もね・・・憎めない奴というか、32年も一緒にいたんだから今更離れられないでしょ」と夏子
そして夏子は麻子に瀬戸とうまくやれとそっちに話をもっていく
これが結婚のラストチャンスだとまで言う夏子
しかも夏子は瀬戸の事務所まで押しかけて自分に挨拶がない事を本人に直接怒る
今まで麻子の彼氏は皆自分に挨拶してきたと


瀬戸は麻子をかなり豪華な店に呼び出し「付き合ってもらえませんか?」とストレートに告白
まずは付き合ってくれるかどうかはっきりしないと夏子に挨拶のしようがないと
そして麻子と夏子の50年の歴史には太刀打ちできないが、
攻めて夏子を支える麻子を自分が支えてあげたいと心温まるセリフ
連続ドラマ時代優柔不断の塊みたいだった麻子は54才になって潔くなったのか笑顔でOK♪


そして夜の街を歩く2人
瀬戸が麻子の手を握り手を繋ぐシーンでカルロス・トシキ&オメガトライブ版の「アクアマリンのままでいて」が流れて、連続ドラマ番の名シーンも次々カットインする
夏子の家にやってきて「余計な事ばっかりしやがって~!」とモノを投げつけ2人でもみあう元気な50代のお2人だが、すぐに夏子が「ときめいたかい?」、「54才の恋は素敵かい?」と抱きしめながら問い、それに麻子は嬉しそうに頷いて答える


ここでまた純からの手紙がナレーションの役割を果たしその後の状況が流れる
「大人の恋愛」と言った感じで楽しそうにデートをする2人
東京タワーを見上げて「東京タワーっていいね。(多分スカイツリーより)温かい」と語りあう
そして「これからもずっと一緒に見ていかないか」と瀬戸
「ずっと一緒にいたい」と今度はいきなりプロポーズ
これ何回目のデートかわからないがかなりいきなりな展開


連続ドラマ時代優柔不断の塊だった麻子だがもうすぐ55才ということでさらに潔くなったのかこんな突然すぎるプロポーズまでOKしちゃいます
ラブストーリーは突然にって感じなのかな?(゜o゜)


54才で初めてのウェディングドレスを着ることになり恥かしさのあまり「穴があったら入りたい」状態の麻子
なぜか夏子までウェディングドレスを着るというちょっと強引な設定ながらもウェディングドレス姿ではしゃいで写真に収まる2人
連続ドラマ時代は愛が47才でウェディングドレスを着ましたがそれを娘たちはそれをさらに上回る年齢で着ることになりました


そして早くも結婚式の日まで純の「手紙ナレーション」は強引にドラマを進めていきます
式の当日、花嫁の控え室では夏子が麻子の髪をいじってあげてます
圭介も「麻子なら幸せになれる」と温かい言葉を投げかけます


幸せ一杯の幸福の絶頂にいる麻子のガラケーが鳴ります
夏子が「瀬戸さんからかい?」と「ネタ振り」
このケータイが鳴った時点でロクな連絡じゃないだろうし、この結婚は終わるなと展開が読めました


電話に出ると案の定瀬戸からの「全てを終わりにしよう」TEL
瀬戸の別れた浮気性の妻(朝加真由美)から「1人で死にたくない・・・」と電話があったとのこと
末期の肺がんが全身に転移し「生きているのも不思議な状態」なほどで、
そんな状況でも必死に瀬戸の連絡先を探し当てて連絡してきた状況
瀬戸はそんな妻の最期を看取る為に麻子との結婚を式当日にブッチするという何と言って良いかわからない決断をしました


そりゃ人情的には責めにくいシチュエーションだけど、
既に知人など招待客が教会に来ているのも映っていたし、
そんな状況でいきなり新郎が式をすっぽかしなんて残された麻子がどんだけ恥をかくか、
そしてどんだけ傷つくか・・・
それを考えたらせめて式だけは挙げて、最期を看取るかどうかはその後2人で話し合えば良い事であって・・・
ちょっと身勝手だしいくらドラマでもめちゃくちゃすぎる展開だなと思ってしまいました


妻を演じる朝加真由美はあの「ウルトラマンタロウ」のヒロインを務めていた女優さんで、
特撮オタクなボク的には瀬戸の気持ちはわからないでもないですが、
さすがに麻子が可哀想で見てられませんでした・・・


麻子の部屋でしっぽりと飲む麻子・夏子・愛の3人
思えば豪華3女優共演のシーン
ただ招待客への対応どうしたんだろう・・・
それだけでも精神ボロボロになるほど54才初婚の女性にはキツいことだったろうに・・・
夏子が代わりにあれこれ動いてくれたのかな


低温ボイスで力が抜けたように「涙って出ないものね・・・」と麻子
割とすぐ泣く夏子と違って簡単には泣かない麻子に「皆それぞれ違う」と愛
そもそも突然すぎて多分呆然として涙が出るもなにもない状況であろう麻子
愛は「こんなことになったけど愛されたということは否定しないで。愛された思い出は女の宝よ」といい事を言う
麻子も最低野郎瀬戸と手を繋いだ時温かかったとのことでそれは54才の自分の宝だと語る
温かいのは良くて湿ってたり汗ばんだりしてると嫌がるその境界線は「手が乾いている事」なのかな?
オレは手に汗が出る体質なんで結構手を繋ぐのって怖い
手を繋ぐと緊張して逆に汗が出るみたいなね


そんなオレのどーでも良い過去の失恋話はともかく、麻子は夏子に「夫婦って何?」と聞く
夏子は「わけのわからないもの」と答える
麻子は「結婚ってなに?」と問う
夏子は「わけのわからないものの入り口」と答える
麻子は「離婚って何?」と問う
夏子は「新しい出発への入り口」と答える


そんな禅問答みたいな応酬が続くと麻子は「入り口ばっかりだね・・・」と超低温でつぶやく・・・
夏子は「そうよ、生きてるんだもの」と相田みつをみたいな返し方をする
そして麻子に「一緒に歩いていこう」ツヨクツヨク肩を抱いて勇気付ける
結局最期まで涙を流さなかった麻子
麻子の強さが現れたシーンでした


翌日(?)バーべQを楽しむおふたりさま
夏子はここで圭介と離婚したと衝撃の告白を突然ぶちかます!
CM挟んで余計に焦らしてから真相を話す夏子
実は自宅に戻って「ただいま」と言ってからCM挟んでいきなりカフェになった展開のシーン
あの間に2人の離婚が成立していたわけである!!


ただ、麻子が瀬戸とこれから付き合いそして結婚しようかという時期だっただけに、
麻子の為を思って離婚の事は伏せて寄りを戻したフリをしていたとのこと
思えば連続ドラマ時代から離婚危機の連続だった夏子と圭介
それでも麻子の尽力もあり離婚せずに乗り越えて32年間連れ添ったわけだが、
今回の事は「どうしても許せなかった」と「熟年離婚」に踏み切ったわけである


あとはセリフでは語られませんでしたが、一度自宅に戻ったときの描写でわかりますね
自分があれほど止めろと言ってもやめなかったタバコを健斗の為にあっさりやめた圭介
そして健斗を抱く圭介から見えた「(他の女が産んだ子の)父親としての顔」
子供が産めない事で長くそして深く傷ついてきた夏子にとってそれは許せないものでした
やはりあのシーンは「決定打」として流されたんでしょうね


さらには健斗のことも考えてのことかもしれない
ジュリアが戻ってくるかもしれないことを考え、
実の母と生活するほうが健斗の幸せだと配慮した部分もあったのかなと
女同士ですからジュリアの事もわかるんじゃないかな
今は他の男と遊んでいてもやはり自分が産んだ子にいつかまた必ず会いたくなる日がくると・・・


ただ、夏子は離婚に際して麻子に対してだけは悪いなと気が引けたとのこと
連続ドラマ時代、麻子は圭介を好きという自分の気持ちを犠牲にして身を引いて夏子と圭介の幸せを願った
その経緯があるから麻子にだけは申し訳ないと思ったと夏子
麻子は「夏子が納得して決めたことならアタシは応援する」と力強く返す
2人で抱きしめ合う
抱きしめたい!


ここでELT版の「アクアマリンのままでいて」が流れ再度純の「手紙ナレーション」が入る
結局健斗はやはりジュリアが引き取りに来てイタリア人の彼氏が父親になるとのこと
圭介はこれで全てを失ってしまったと愕然として健斗のオモチャをグラスに入れストレートでバーボンを煽る
夏子を失った上に子供好きな圭介が健斗まで失い尚更ショックは大きいだろう
自業自得とは言え辛い結果になった圭介


瀬戸は空いたベッドの周辺を片付けている
妻のポーチの中に瀬戸との写真が入っているのを見つける
まるで愛のように浮気しまくりで奔放な男性遍歴を重ねてきたようだけど「本命」は瀬戸だった様子
瀬戸も嬉しそうに微笑
しかし裏切り者の「その後」の展開であるこのシーン必要だったかな??


一方、麻子も暗い部屋の中で瀬戸の声を吹き込んだボイスレコーダーを未だに再生している状態
まだ瀬戸に気持ちが残ってしまっている状況であることがわかる
先述の瀬戸の描写とこのシーンを敢て流したのは今後話が膨らんだ時にまたこの2人を絡ませる為の伏線?


夏子は麻子が部屋にいてもいい(いてほしい)と言ってるにも関わらず自分のマンションを探すと言い出し、即決で決めちまいます
悩んでる時間がもったいないとのことで、確かにそれは大事な事
とにかく「独立」することが今の自分には大事なんだと麻子をアテにしようとしない夏子
連続ドラマ時代はほとんど麻子をアテにしてばかりでしたから彼女も成長しました
でも仕事はどうするんだろう
離婚しても仕事は今まで通り「マダム」として続けるのかな??
名物マダムみたいだし


最後は還暦の時パーティーするかで口論する2人
ケンカしながらも最期まで仲が良い2人を描き今回のストーリーは終わり
50代になって、さらに強固になった2人の「女の友情」がそこにありました

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ラストで腕を組んで歩く麻子と夏子は50代のW浅野のファッションショーみたいな雰囲気でしたね
2人とも様々な衣装で50代のファッションリーダーとして存分にPRした感じですね
番組の合間には浅野温子が珍しくCM出演までして化粧品PRしてました


バブル時代の日本が最も元気だった時期に作られた伝説のドラマですが、
東京オリンピックも決まった事で次回は「抱きしめたい2020」をやりたいと製作陣が本気か冗談か言ってました
還暦になったW浅野のドラマも見てみたい気がしますし


その目安は今回の視聴率にも左右されるんでしょうね
ちなみに連続ドラマ時代の視聴率は↓のような感じでした


1話 「'88夏の恋開幕」 視聴率 17.3%
2話 「熱い夜は渚でキス」 視聴率 14.8%
3話 「愛と友情どっちが大事?」 視聴率 18.8%
4話 「真夏の夜のプロポーズ」 視聴率 18.4%
5話 「熱い夏は一気に恋する!」 視聴率 17.0%
6話 「今夜だけ愛を受けとめて」 視聴率 16.9%
7話 「女の幸せは絶対に結婚よ」 視聴率 18.1%
8話 「この婚約は解消すべきだ」 視聴率 20.3%
9話 「女の友情か恋人をとるか」 視聴率 19.0%
10話 「私の気持ちが止まらない」 視聴率 20.1%
11話 「ついに私達オワリなのね」 視聴率 21.8%
最終話(12話) 「今夜最後まで恋します」 視聴率 19.9%

平均視聴率 18.5%


連続ドラマ時代もそれほど高視聴率ってほどでもなく、
今の水準なら人気ドラマとされますが、
当時の水準だとそんなに高い視聴率でもありません


ただ1980年代って「月9」だとか「トレンディドラマ」というジャンルが成立する前の時代で、
ドラマ視聴層がまだ未開拓な部分もあった時期ということもあり、
その後高視聴率ドラマが続出した90年代ほどの数字は取れない時期でもありました


どちらにしてもこのドラマには数字に表れない魅力があるものだと思うし、
おそらくダブル浅野の2人は常に時代の最先端を行っていたのかもしれません
ファッション・言動・考え方など


50代になっても7歳年上の圭介の事を呼び捨てで呼ぶ夏子と麻子
連続ドラマ当時の50代女性が7歳年上の男性を呼び捨てで呼ぶことなどあったでしょうか?
70代になった愛を未だに「ママ」と呼ぶ夏子もそう
そんな部分だけでも2人は時代の先端を行っている気がします
年上の男を呼び捨てで呼び、男に依存しない生き方を示した麻子と夏子
女が男と肩を並べて対等に接することを示した最初の世代と考える事ができるかもしれません


これだけ長く続いたドラマシリーズだけに過去と現在の様々な違いからいろいろ斬新な発見があるものです
過去シリーズを全話見てみてそれは自分自身もつくづく感じたものです
賛否両論あるでしょうが「抱きしめたい!2020」も期待したいと思います


そして何より麻子と夏子の「女の友情」の素晴らしさがこのドラマの主幹でしょうね
50代になってもこれだけ深く想い合い、信じあえる友情って男女問わず得難いものだと思います
信じあえる喜びも


そして、麻子と夏子
それを演じるW浅野
この2人を通じて「新時代の50代像」が見えた気がします
連続ドラマ当時の50代はもう孫を抱えるだけの世代だったのかもしれない
しかし今の50代は輝いていて「まだまだ人生これから」であることをこのドラマは示してくれたような気がします


フジテレビ開局55周年特別番組「抱きしめたい!Forever(フォーエバー)」 あらすじ(ネタバレ感想含む)は以上です
そして気になる視聴率ですが、12.9%でした
「まぁまぁ」といったとこでしょうか
さすがに局側も20%や30%を期待してたわけでもないでしょうからね
「麻子と夏子の友情は100%」って事で良いんではないでしょうか~^^


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