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怪奇大作戦 1話 あらすじ [怪奇大作戦 ミステリー・ファイル]

怪奇大作戦 ミステリー・ファイル 1話「血の玉」 あらすじ(ネタバレ感想含む)
深夜の山中で何かから必死に逃げ惑うチャラいホストとその女のカップル
同時にその現場に急行する特殊科学捜査研究所「S.R.I.」の三沢と野村
「S.R.I.」とは高度な科学犯罪が発生した際に立ち向かう科学のスペシャリスト組織だ
警察組織と協力するという形で捜査に関わる


カップルは男がまず「何者か」に捕まり命を落とす
そこに三沢が到着
しかし間に合わず女の方も殺されてしまう
女の遺体は全身の血液・体液を吸収されたようにミイラ化してしまっている
三沢はそのショックと脱水症状で失神してしまう


翌日遺体現場で警視庁の刑事・葛城(浅利陽介)とS.R.I.の小川が遺体を勝手に触る触らないでモメる
そこにやってきたのは葛城の上司の女刑事・島田
島田はS.R.I.の女性所長でもある的矢と懇意にしていてS.R.I.と警視庁の窓口のような立場でもある
犠牲者が次々と出てそれを阻止できないS.R.I.に捜査協力を依頼する意味があるのかと嫌味を言う島田
「あんたら警察だって何もできてないだろ」と島田より10近くは年下なのにタメ口で登場するS.R.I.の野村
「礼儀を知らない人達でごめんなさいね」と無線マイクカメラから島田に謝る的矢
S.R.I.と警察側も決して一枚岩ではないことが描かれる


病院で意識を取戻した三沢
三沢は赤く大きな血の玉を見たと言う
そして三沢は重度の水虫だった
被害者女性も水虫だった
これまでの被害者は体液を全て抜き取られたがこの女性は体液が足の部分に残存していた
水虫が何かあるのかもしれない
S.R.I.のエースである牧は何かを感じ取った様子


被害者女性は水虫の塗り薬を使用
三沢は飲み薬を使用
「その違いが2人の制止を分けた」と牧
“犯人”は抗生物質が苦手な様子
犯人及び凶器のヒントになるかもしれない


また三沢からLSDに似た成分が検出されているとのこと
LSDを「犯人」が相手に放射しながら飛んでいるということなのか
訝しむ的矢や小川を他所に牧はまた何かを感じた様子・・・


一方で野村と葛城は反目しあうS.R.I.と警視庁の垣根を越えて現場の捜査を続けていた
「血の玉」が落としていった血痕を発見した2人
するとそこに得体の知れない保護色状の球体が現れ2人を襲い始める
逃げ惑う2人
野村のアイデアでサバイバルシートを被る事を提案する


その謎の球体は目的を見失ったようにその場で停滞する
するとそこに虫取り網と虫カゴを持ったまるで昭和の子供のようないかにも円谷プロチックな子供が現れる
喋り方とかすごく「円谷少年」っぽさが出てる(笑)
その子を助ける為に飛び出す野村
その子をサバイバルシートに入れるがそれで葛城がシートから露出してしまい立ちすくむ
謎の球体は葛城を飲み込む
するとその球体が三沢が言っていた「血の玉」に変形
葛城はミイラ化して命を落とす・・・


部下も命を落とし再度「S.R.I.に捜査協力をする意味があるのか」をリーダーの牧に問う島田
牧は三沢から検出されたLSDと助けた子供から採取した菌糸から「凶器」の正体が麦角菌(バッカクキン)の一種である冬虫夏草であると確信する
1960年代の「サイケデリック」を生み出した麻薬として有名なLSDだが、
このLSDも麦角菌の成分の一種である


冬虫夏草とは昆虫の体液を吸って成長する昆虫と菌種の結合体であるキノコ状の子実体である
チベットに生息するものの乱獲により現在は絶滅危惧種である
不老不死の妙薬とされる説もあり漢方薬などにも利用されている
1993年の世界陸上選手権大会での中国女子陸上部「馬軍団」がその力を得たとされ驚異的活躍を見せた
彼女達は「冬虫夏草入りドリンク」を飲んでいたことがその秘訣だとされたものである


牧は野村になぜサバイバルシートを被ったのか問う
野村は「その場で最も絶縁性のあるものをとっさの判断で利用した」と返す
牧は「凶器」の正体は冬虫夏草を付着し、赤外線カメラが取り付けられた無線操作可能な浮遊機だと判断
サバイバルシートが赤外線を遮って野村と円谷少年は命が助かったとのこと
しかし昆虫ではなく生きている人間から血液を吸い取る冬虫夏草などあるのかと島田は訝しむ
牧は冬虫夏草の権威で中国にまで招かれた佐喜沢尊彦博士(森本レオ)に聞きにいくことを提案


「あなたが・・・牧史郎さんですか。お噂は・・・聞いていますよ」とまるでナレーションのような口調で喋る森本レオ・・・じゃなくて佐喜沢
中国では抗がん剤として冬虫夏草の認可の為に現地の製薬会社に強力を仰がれていたとのこと
牧は「冬虫夏草は絶滅寸前では?」と尋ねるが、
佐喜沢は「だったら作ればいい」と返す


牧は「自然の理を無視しても?」と問う
「自然・・・?」と佐喜沢
「人間活動だって自然の一部だ、ましてこれを作る事で人間の命が救えるなら、これは罪ですか?」と佐喜沢
「何らかの」強い意志が感じられるセリフである
結局東洋医学の最もグレーな部分の冬虫夏草は西洋医学のテーブルに乗せられるものではなかったとのこと


「作る知識と技術があるのにそれをしないことは罪であると私も考えた事がある」と牧
牧は部屋に飾ってある写真に目をやる
そこには佐喜沢の娘夫婦と孫の写真があった
島田はその孫と同じくらいの年頃の子供を助ける為に自分の部下は死んだと佐喜沢に告げる
「子供が襲われた・・・?」と妙に動揺する佐喜沢


もう全ての視聴者の目から見ても露骨に怪しい佐喜沢を当然牧は任意同行でもいいから引っ張って話を聞くべきだと島田に進言
しかし証拠がなさすぎて無理だと突っぱねられる
挙句にここで無理にしょっ引いたら共犯者が暴走して大量殺戮を繰り返す可能性がある
「とにかく証拠を掴んでほしい」と牧とS.R.I.に求める島田


そこに島田に上層部から連絡が入る
S.R.I.との捜査協力を打ち切りにする指示だった
その事を告げ頭をかきながら早歩きで去って行く島田


一方、露骨に怪しい佐喜沢
ついに「共犯者」のアジトに向い何のヒネりもなく犯人確定
まーこれは推理ドラマじゃないから「意外な人物が犯人だった」な展開は不要
共犯者は佐喜沢の娘婿の松戸(安田顕)
先ほどの写真の中に父親として映っていた人物でもある


義理の息子なのに苗字で「松戸君」と呼ぶ関係の佐喜沢
松戸は松戸で「お義父さん」と呼んでいる
「子供を襲ったのはどういうことか」と叱責する佐喜沢
どうも佐喜沢は子供に対してだけは異常に愛着がある性格のようだ
松戸はマシンが制御不能に不能になったと言い訳


松戸のアジトでは佐喜沢が中国で発見した新種の冬虫夏草を「栽培」している
今回昭和チックな子供の血をわずかだが「採血」できたことで育成が加速度的に進んでいるとのこと
子供の血液は冬虫夏草の「大好物」らしいと松戸は暗にさらなる「子供の血液」を求める事を示唆
佐喜沢は「制御不能なのは機械じゃない!キミ自身なんだよ!」と力説
佐喜沢は「ここでやめるわけにはいかない。やめたら(娘の)ミキは死んでしまう」と返す


佐喜沢の娘で妻のアヤは既に他界している
そのアヤとの「最後の約束」がミキの命を救うことだったというシチュエーション
ミキは3年前から細胞が急速に老化する原因不明の奇病に苦しめられている


その場はとりあえず松戸が「わかりました。これまで通りお義理さんのおっしゃる“いなくてもいい人間”を狙うことにします」と返すと嬉しそうに納得する佐喜沢
殺されたホストカップルは夜間に山に粗大ゴミを破棄しようとしていた
佐喜沢は世の中に迷惑を描けるような人間からなら「採血」しても問題ないと考えている性格のようである
そして逆に子供だけは無条件に守らなければならないという善と悪が極端に混在している性格のようで・・・


佐喜沢は松戸のノートPCが「こども林間学校キャンプ場」のページを開いている事に気づく
それを見られると松戸はノートを閉じる
佐喜沢は松戸の先ほどの言葉が「本心」ではないと暗に悟りつつ帰る
帰り際再度振り返ると松戸はまたもノートPCを開き例のページを表示させている・・・
当然キャンプ場にはたくさんの「子供の血液」がある・・・


一方、小川は牧に依頼されていた「吸血鬼の翼」の正体である無線操作飛翔体の正体を掴む
NASAが土星探索の為に開発していた無人偵察機で工学迷彩(保護色)機能も兼ね備えているものだった
「これの開発に関わった日本人はいるか」と問う牧
「相手はNASAに委託された兵器メーカーで、セキュリティーがキツい」と暗に無理とほのめかす小川
かと思えば「だから、パッとは出ません。しばしお待ちを」とどこまでも頼もしい小川
つまり「探してみせる」とのことです
演じる高橋真唯の好演が光ります
IT・情報収集関係はやはり小川の担当みたいですね


休憩する2人
牧がコーヒーを入れる
角砂糖をそれぞれ3つも用意する牧
「体に悪いだろコノヤロー」的に問う小川に対して「なぜだろう、体は毒を要求する」と牧
「毒を体に入れると不思議と安らぐ」と文系でもなかなか出ないような実に深い言葉を放つ理科系男子の牧


開発に関わった日本人が8人ほどいるとわかる
そこに松戸の写真と名前が出る
牧は既に写真で見ていた松戸の顔を確認しこれで佐喜沢と松戸が繋がった
そして葛城への弔い合戦の意識もあってか献身的に現場の血痕を追い続けた野村も松戸のアジトを掴む
いよいよ「決戦」の時が近い・・・


冬虫夏草は不老不死の妙薬という伝承が古来よりある
佐喜沢は中国で抗老化作用のある冬虫夏草の新種を発見し密かに日本に持ち帰り遺伝子改良を加えた
これにより昆虫の体液のみ吸収するはずの冬虫夏草が「人間の体液」を求めるようになった
そして多くの人間の血液を集めることで「不老不死の妙薬」が完成する事になるわけだ
佐喜沢と松戸はタイムマシーンに匹敵する「科学者の夢」である不老不死の実現にバク進しているわけである


的矢はこれらの情報を島田に伝えもう1度チャンスがほしいと告げる
さらに現場の野村から“吸血鬼の翼”が迷彩状態になり「出撃」した報告が入る
これにより頑固な島田も再度協力を依頼することに
どっちみち手がかりなしで警察には手の打ちようがない状況
協力してもらうしか道もなかったわけだが・・・


病院にいる三沢にも的矢から連絡が入る
三沢が現場から一番近い状況とのこと
三沢は病院を飛び出した


牧はどうやって番号を入手したのか佐喜沢のケータイに電話する
まさか本人から聞き出せたようには見えないし
S.R.I.の科学力があれば個人のケータイ番号を調べるくらい容易なのか?
佐喜沢はなかなか電話に出ない
かなり引っ張ってから電話に出る森本レオ・・・じゃなくて佐喜沢


牧は全てわかっていることを告げる
松戸はどこを狙っているのか教えてほしいと問う
佐喜沢はキャンプ場だろうとついに「自白」
そして佐喜沢が真っ先にキャンプ場に到着
「吸血冬虫夏草マシーン」の前に仁王立ち


無線機の向こうにいる佐喜沢に向って「アヤもミキもこんなことは望んでいない!もうやめるんだ」と告げる
ついに飛翔体に巻き込まれ、「うわ~あびゃばばばぎゃばびゃ・・・」と言葉にならない悲鳴を挙げながらミイラ化する森本レオ・・・じゃなくて佐喜沢


「なぜだ・・・なぜだぁ~!」と絶叫して放心状態の松戸
そこに牧と小川が到着してマシーンを止めろと指示
しかし「もう制御不能だ。満幅になるまで飛び続ける」と松戸
「奥さんが生きていたらあなたのことを許すと思いますか?」と問う牧
「許すよ。決まってる。全部ミキの為なんだから」と松戸


子供の命は全てに勝るほど尊いが「いなくてもいい人間」なら死んでもいいという佐喜沢も危険だが、
自分の娘1人の命を救う為なら他の子供が何人死んでもかまわない、それが親というものだというさらに危険な考えの松戸
確かにアヤが生きていたらこの2人に同調するのかもしれない
こんな性格をしている佐喜沢の娘であり松戸の妻であるんだから・・・


松戸は栽培中の不老不死の冬虫夏草を牧に見せる
「これがあなたと佐喜沢教授の希望なのか?」と牧
人の生き血で浮かぶ浮き輪ならばそんなものはいらないと牧


一方、現場ではSAT出動してマシンガンをぶっ放すが全く効果なし
野村は飛翔体の真下に機械からの排気があることを確認
三沢は果敢に飛翔体の下に滑り込み飛翔体の「心臓」にマシンガンをぶっ放す
ついにぶっ壊れた「吸血鬼の翼」
落下してきた冬虫夏草の餌食になりかけた三沢を寸前でサバイバルシートと共に飛び込んだ野村
どこまでも命知らずなおとこたち・・・
三沢など今回の事件で2度も死に掛けたわけで
これじゃ命がいくつあっても足りない・・・


一方松戸
自ら冬虫夏草子実体を掴み全身の体液を吸収させる「自害」へ
「牧史郎・・・あなたのことは知っている・・・あとはあなたに託します」と言葉を残しミイラ化する松戸


事件が解決し現場に来た的矢が「あなたの判断でいいわ」と冬虫夏草の処遇の判断を牧に託す
これはある意味「人類の夢」でもある「不老不死」の可能性を断つかそれとも研究を引き継ぐかの判断
ある意味とても重い決断を牧に丸投げする的矢(笑)
しかし松戸が実際に牧に託したわけだから仕方ない
牧はサンプルだけ残してあとは焼却すると判断を下す


「我が子の為なら世界を敵に回してもいい。どんな親もそんな野心を心に宿している」と的矢
「愛する者を救う技術があるかどうか、それが佐喜沢や松戸と他の親たちとの違いだ」と牧
「愛情は最も致死性の高い毒ね」と的矢
しかし牧は「いえ」と否定
再三映っていたガーベラを見つめる牧
「一番の猛毒はこの花の花言葉、“希望”です」と語る牧
あまりにも深すぎる言葉を残し松戸の研究所を去る牧でこの話は終わり

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円谷プロ製作だけあって冒頭の結晶が集結するタイトルロゴなどまるでウルトラマンシリーズの冒頭のよう
さらに言えば「ウルトラマン80」のそれに似ていましたね
OPの影絵もそうですし実に円谷プロっぽさが出ていて特撮オタクな僕には感涙モノでした


人間による科学力を駆使した犯罪を人間が科学力で対抗する
そこには侵略宇宙人も火を吐く大怪獣も光の国からやってきた正義の味方も登場しません
全ては「人間」の中での争い事なのです


それでいてメッセージ性も存分に含まれた今回
特に最後に牧が言った「一番の猛毒は希望」はとても考えさせられるセリフでしたね
とても「深い」ドラマだったなと思いました


これは民放で連ドラ化しても面白いほどの企画ではないでしょうか
今はテーマ性やメッセージ性のあるドラマが好まれますからね
牧を演じる上川隆也の好演も良かったです
原田美枝子はどんどん倍賞美津子に似てくるなぁという印象
森本レオの起用は「ウルトラマンレオ」との関連かなというのはさすがにこじつけかな^^


野村を演じた村井良大が存在感あってよかったです
普通あの手のポジションは妙に軽いムードメーカー的キャラで終わりがちですが、
しっかり本線に関わっていたのが良かったと思います


三沢役は前作の「セカンドファイル」から続く「お笑い芸人枠」なのか、
前作ではココリコの田中直樹が演じ、
今作ではネプチューンの原田泰三が演じた
共にお笑い芸人の中では屈指の「演技派」であるが、
今回は三沢は最後に見せ場があったものの登場シーンが少なくまだいまいちキャラクターがはっきりしない


それにしても冬虫夏草・・・
不老不死やらガン治療役やら潜在能力解放力やら・・・「何でもあり」な夢のような効能が期待されまくりですね
もちろんこれはフィクションの中の話で現実にはそこまで期待できないのが実情らしいですし、
作中でレオが中国で発見した「新種」があってこその話ですからね
それでも1993年の「馬軍団」の身体能力を極限まで引き伸ばした効果は気になる部分ですが


つくづく「東洋の神秘」にはまだまだ科学でも解明できてない秘密と可能性が感じられますね
東洋医学・東洋気功法・東洋漢方学・・・これらの部分には大きな「ロマン」を感じてしまうものがあります
そんな意味もあって今回のストーリーは余計にワクワクして見ていました


4話で終わりの今回のシリーズですがとても面白いので今後も見続けたいです
怪奇大作戦 ミステリー・ファイル 1話「血の玉」 あらすじ(ネタバレ感想含む)は以上です


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