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アフター・ザ・インビジブルレイン ネタバレ [ストロベリーナイト]

ストロベリーナイト「アフター・ザ・インビジブルレイン」のあらすじとネタバレ・感想です
今夜放送されたばかりのこの作品は時系列的には公開されたばかりの劇場版の後の話です
劇場版のラストで姫川班は解散し、それぞれバラバラになった各メインキャラのオムニバス形式(それぞれ約20分×5本)のストーリーです
なので本来であれば劇場版を先に観た方が良いかもしれません
しかし我慢できない方は続きをどおぞ


まずは菊田(西島秀俊)のストーリーである「東京」からスタート
菊田は可愛がってもらった恩ある先輩の木暮利充(國村隼)墓参りに妻(キムラ緑子)と一緒にやってきました
そこですれ違った多田美代子(大野いと)という女性に菊田は気づきます


ここから話は6年前に遡ります
菊田は木暮から真面目すぎて真っ直ぐすぎていつかダメになると指摘されていました
それにしても菊田はつくづく先輩・上司に可愛がられるタイプです
今泉(高嶋政宏)、日下(遠藤憲一)、石橋(宇梶剛士)、島(小木茂光)等皆菊田を可愛がっていたわけで、
さらに過去にはこの木暮という先輩もいたわけです


葉山と違って菊田は格闘も強く、チンピラ相手にも負けません
しかし6年前の菊田はかなり「柔軟性」に欠けるタイプだったようです
酒もタバコもギャンブルもやらない典型的「優等生」です


そんなある日とある高校で女子高生の転落死事件が発生します
水泳部の女子で水着のまま屋上から飛び降りて死んでいます
事故なのか自殺なのか悩む菊田や木暮
しかも手すりに残った被害者の指紋が片腕の親指を除く4本の指のみで極めて不自然です


しかしスピンオフ作品だけあってあっさり真相が判明
原因は男絡みの「女の争い」であり、
被害者は多田美代子を屋上のプールサイドで土下座させ頭を踏みにじった為、
カッとなった美代子は足を払いのけようと立ち上がるとそのまま被害者を肩で持ち上げる形になり、
その勢いで被害者は屋上の手すりを「オーバー・ザ・フェンス」してしまい、
なんとか手すりに捕まろうとして手を伸ばしたのが最後に残った指紋であり、
結局そのまま転落死してしまったというオチ


ただ立ち上がっただけで人間1人をあれだけ高く持ち上げるほどの「怪力女子高生」は非現実的だ
ちょっと無理のあるストーリーに感じてしまいました
それにしても金曜日にTBSで放送されている「夜行観覧車」でも小学校を卒業したばかりのまだ12才の子供が早くも男絡みで「女の戦い」を繰り広げていたり、男が絡むと本当に女の世界は大変なんだなと思ってしまいました


美代子は殺してしまった罪悪感から自殺しようとします
菊田は「来ないで!来たら飛び降りる!」と言われてるにも関わらず強引な説得を続けますが逆効果
そこで木暮が「オレは末期ガンでもうすぐ死ぬんだ。だけど最後まで刑事でいたい。死ぬまでに少しでも多くの人を助けたいんだ」と全てを打ち上げ美代子の自殺を思いとどまらせます。
菊田に「こんな時は自分の事を打ち明けて説得するんだ。良く覚えておけ」と諭します


木暮は冒頭で故人でしたから、当然何らかで命を落としたのはわかっていましたが、
食べていたカツ丼を半分近く残したり、タバコを吸えなくなっていたり、妻が料理を作りながら涙を流していたりで不治の病に侵されているのは見えていましたね。


結局回想はそこで終わり、美代子は大きな罪にも問われず済んだということです
その美代子が木暮の命日に花を供えに来ていたわけです
木暮の妻は田舎の家族が戻って来いと言ってくれているけど、
それでも木暮が守ってきた東京に残りたいと素直な気持ちを菊田に伝えます
菊田は普段吸わないタバコを木暮の為に吸い墓に供えてストーリーは終わり


菊田のパチンコ好きや「胸(鎖骨)パンチ」は木暮の影響だったことが明かされたストーリーでしたね
ただタバコだけは吸わないでいますが
逆に姫川はタバコ吸います


そして次は葉山(小出恵介)のストーリーである「沈黙怨嗟 / サイレントマーダー」です
立ち食い蕎麦屋でガンテツ(勝俣/武田鉄矢)に絡まれる葉山
ガンテツは「オレがお前を引き上げてやる」とまで告げます
葉山はなぜ自分に目をかけるんだと聞き返す
ガンテツは笑いながら「気紛れだよ」と返す


そしてこの世には人殺しが出来ないタイプと人を殺せるタイプの二種類しかいないと語る
そして姫川は「あれは人殺しの目だ」とまで言い切り、
姫川では葉山を引き上げる事はできないと告げます


ガンテツの姫川が人を殺せる目だという主張は連続ドラマ版の「過ぎた正義」でも本人に指摘していましたね
「殺したいくらい憎い人間がいるんだろ?」とも
それは17才の姫川を暴行し、佐田倫子(国仲涼子)を刺殺した男のことであることは言うまでもない


そこに出動要請が入る
老人同士のケンカの対応のようです
言ってみると元厚生省高級官僚で「ミスター年金」と呼ばれた谷川正継(竜雷太)が、
将棋仲間の堀井辰夫(山本圭)を自宅に招き対局中に王手飛車取りをくらって「待った」を要請
すると堀井は谷川を右でぶん殴ったわけです
「右では殴らない」とは言ってられなかったようで
たまりません


分別のあるいい歳こいた爺さんがたかが将棋の「待った」くらいで殴るだろうかと不思議に思う葉山
そして家政婦によると堀井は殴った後「お前に殺された!」と叫んだと証言
これで葉山は気になり本来なら刑事が担当する案件ではないものの堀井に会いに行く事に


堀井は谷川に謝罪すると葉山に告げる
葉山は谷川を殴る時何か叫んだかと聞くが堀井は否定する


堀井が去ったあと堀井の息子が「親父・・・何かしたんですか?」とやってくる
葉山は堀井の周辺で誰か死んだ人間はいないか息子に尋ねる
せいぜい13年前に死んだ母(堀井の妻)くらいだと答える息子
その母の死因は心臓発作を抑える薬の服用を怠ったからだと語り、
その頃堀井が勤めていた会社の業績が悪く給与未払い状態だったと明かす


葉山はその工場に行き当時の事情を聞く
堀井は自分の給料はいいから若い作業員に給料を払ってあげるよう自ら給与を受け取らなかった
そして若い作業員の育成を「無償奉仕」で担当していたということだ
そして妻は厚生省と社会保険庁に殺されたようなものだと激昂していたことも知る
給与未払い状態だった堀井はギリギリまで無給で働き、最後は年金で生活をするつもりだったのである


しかし厚生省は年金の支払いを退職の翌々月からとし、
本来翌月に支払わなければいけない支給分を不当に搾取していたのである
堀井の妻は生活を切り詰める必要が生じて1ヶ月の間心臓病の薬の服用を止めてしまった
その結果命を落としたのでる
年金支給開始までの1ヶ月間の「待った」の為に堀井の妻は命を失ったのだ


その時のトップが「ミスター年金」の谷川だ
これで堀井と谷川が繋がった
「動機」が判明したのである


葉山は谷川に年金の不当搾取を叱責する
谷川は居直って「お前も官の人間だろ!警察だって裏金・汚職・天下りとやりたい放題だろ!」と指摘
葉山は「その通りです!確かに腐った奴らもいる。でもオレ達の仲間はそんな腐ったキャリア連中と刺し違えて胸を張って桜田門(本庁)を去ったんだ!」と劇場版の内容を言及するセリフを熱く咆哮
この時の小出恵介めちゃカッコいい


さすがに言葉を失った谷川
謝罪に来ていた堀井もそれを聞いていた
帰り道堀井に谷川が元厚生省のトップだったとどこで知ったのか尋ねる葉山
堀井は「ほんの偶然ですよ」と一瞬不敵な笑みを浮かべて自転車でとっとと去っちまいます
ガンテツが姫川を指して言った「人殺しの目だ」という言葉が再度流されてこのストーリーは終わり


この終わり方はなんとも意味深ですよね
このドラマにありがちですがすごく消化不良感が強い終わり方でした
堀井は「人殺しの目」をしていると葉山が感じたとすれば・・・


そして次はいよいよ姫川のストーリーである「アンダーカヴァー」です
姫川は本庁捜査一課から外され所轄の池袋署に勤務していた
そこで顔なじみの卸問屋の店主の自殺に遭遇する
店の伝票を調べると悪質な取り込み詐欺の臭いを嗅ぎつける
この自殺は詐欺によって追い詰められた「殺人」であると姫川はいきり立つ


所轄に戻っても姫川は相変わらず暴走派で、
担当の上司とも激しく衝突する
詐欺事件であれば捜査2課の案件であり、
捜査一課に属する姫川は管轄外であるが、
自分が掴んだ「ヤマ」だけに引き下がれない


もう姫川班が解散してしまったから姫川の定番セリフ「このヤマ絶対獲るわよ!」が聞けないのがちょっと寂しい
しかし姫川は詐欺グループと接触するため様々な変装をしセレブを装い、
井岡(生瀬勝久)に教わった「胡散臭い関西弁」まで駆使して、
方々の卸業者を荒らしていくうちに、
詐欺グループの一味からついに連絡が入る


結局詐欺グループは兄妹がグルになってやっていたもので、
あっさり捕まるが犯人は全く反省の色がなく感情的になる姫川
実際犯人は資産家一族の家系で金に全く困ってもいないのに詐欺を働く「レアケース」な犯罪者
大抵犯罪を犯す人間は貧困が原因であることが多いだけに、
このようなタイプは本当に珍しい
原作では「これはゲームだ」と開き直る設定らしいがそこまでは描かれず、
かなりこれも消化不良な終わり方


とりあえず事件的には大したこともなかったが、
このストーリーは寧ろ竹内結子のファンサービス的意味合いが強く、
セレブ衣装で関西弁全開で暴れる姫川が見れるだけでも面白いのかもしれない


あとは犯人コンビの関係性を兄・妹と気づく前に姫川が髪をかきあげて、
それが出ると真相に気づくという「お約束」はしっかり描いてくれましたね
やっぱり姫川が髪をかきあげた時は必ず「何か」が起こります


次は井岡と日下(遠藤憲一)のストーリーである「左だけ見た場合」
「右では殴らない」とか「左だけ見た場合」とか左右ネタが好きだなぁこの作品は(笑)
殺されたのは超能力を持っていると疑われるほどのマジシャンの男性
井岡は超能力を信じようとするが超・現実主義者の日下は客観的証拠収集のみこだわる相変わらずな姿勢
これでこそ日下ですよね


井岡は姫川に会ってきた(関西弁の指導で)と日下に告げる
日下は無関心を装うがさりげなく「姫川元気だったか?」と聞いたりしてなんだかんだで姫川の事は心配な様子
表向き対立していても本当に姫川を嫌ってる橋爪(渡辺いっけい)と、
姫川の超人的直感や感性にはある程度認めてもいる日下
そして日下も徐々に姫川に感化されているようで・・・


現状で被害者の手がかりは遺体の側にあったケータイに途中まで入力された「0456」の番号のみ
井岡は「045」を横浜の市外局番と捉えて、横浜の人間に何か関わりがあるのではと推理
しかし日下はケータイの電話帳に登録している人物全員に聞き込みを開始


知り合い達のうち何人かが被害者がエスパーではないかと感じてもいる様子
井岡もどんどん「超能力者はこの世に存在する」思考にとらわれてきているようで
しかし日下は自らトランプマジックを披露して夢見がちな井岡を現実に引き戻す


そして被害者はかつて工務店を経営していた事を知る
その大工仲間の男性の証言から日下は一気に犯人を割り出す
井岡はなぜわかったのか不思議で仕方ない


この大工仲間の男性を演じる阿南健治はまたもキムラ緑子と同じシーンの出演はないものの「共演」
「蜜の味〜A Taste Of Honey〜」や「悪夢ちゃん」などこの二人は本当に共演が多い


この作品も短編で犯人もあっさり逮捕に
結局日下はなぜすぐわかったのかということだが、
犯人の入力した「0456」番号だがカナ文字入力だと「わたなふ」となる
キーの左側(数字)しか見ていないと気づかないが右側にはカナ表記がある
これがこのストーリーのタイトルが意味するものだ


電話張の一番最後にあった名前が「わたなべ」という人物で、
大工仲間から過去に被害者から建築素材を盗んだ疑いのある工務店経営者の店主名を「わたなべ」ではないかと具体的に質問しそれがたまたま「ビンゴ」だった為あっさり犯人を逮捕できた経緯である
その発想は姫川的なものじゃないかと井岡にツッコまれ、
客観的証拠重視至上主義者の日下はちょっと気まずそう・・・
でもとりあえず犯人は逮捕できたんだし
二人ともおつかれちゃん


つまり「0456」はダイイングメッセージにしようとしていたが、最後「ふ」を「べ」にするまえに力尽きてしまったということである
このドラマは犯人逮捕で今回のオムニバスの中では珍しく綺麗に終わったストーリーだが、
やはり「グレーゾーン」を残すのがこのドラマのやり方であり、
被害者の指紋がケータイに全く残っていない為、
被害者はキーに触れずに入力したことになると井岡は指摘し、
さらに実際に被害者が最後の力を振り絞って「超能力」を駆使している映像まで流れる
ただ超能力で「遠隔入力」できるなら入力切替えくらいできそうなんだけどなぁ・・・


日下は「そんなバカなことあるか」と否定したいがさすがに動揺してしまっている
最後は誰もいないのに自動ドアが開く「超常現象」に脅える井岡でこのストーリーは終わり
この世には科学や客観的事実だけで解決できない事象もあるというメッセージなのか・・・?


結局被害者は超能力者だったのだろうか
単に偶然や勘違いが「超能力」を演出していただけなのかもしれない
この世に超能力者は存在するんだろうか?
あなたは神と超能力者ならどっちが信じられますか?
オレは超能力者の方がまだ信じられる・・・かな


そして最後はガンテツのストーリーである「推定有罪 / プロバブリィギルティ」
これは原作の「感染遊戯」の一部であり、葉山担当の「沈黙怨嗟 / サイレントマーダー」とも繫がりがあり、
原作が発表されて数ヵ月後に現実に元厚生事務次官宅連続襲撃事件が発生したことでも話題になりましたね
あの事件は国会図書館で当時まで公開されていた人物名鑑か何かで官僚の住所を割り出しての犯行でした
この事件は闇サイトで官僚の個人情報が公開されて「テロリスト」の標的になった経緯が異なります


誉田哲也先生は官僚の不正が話題になっていた時期に構想を持っていて創作的警告としたものの、
現実に似たような事件が発生してしまい心を痛めたとのことです


ここではガンテツの他に、一番最初の「ストロベリーナイト レジェンド」版で登場し、
大塚(桐谷健太)に「死に繋がる情報」を提供し(「気をつけろよ」と警告はしてたものの)、
大塚を死なせる原因にもなった情報屋の辰巳(佐藤祐基)や、
「過ぎた正義」で登場した究極の厳罰主義者であり元敏腕刑事の倉田(杉本哲太)が再登場する


高級官僚の殺害事件が相次いでいる中で、1人の官僚を自宅前でめった刺しにした男が逮捕された
犯人は「悪(汚職官僚)に正義の鉄槌を下した」というスタンスで反省なし
聞いてみれば税金で無駄な宿泊施設を乱設し天下りの受け入れ先を増やしまくってたとのことで確かに最低男
しかしその汚職天下り悪徳官僚の詳細な経歴まで知っている
あまりにも「知りすぎている」のである


そこまでの個人情報を犯人たちがどうやって突き止めたのか気になったガンテツは辰巳の元へ
「ストロベリーナイト」以降、辰巳はガンテツの情報屋と化していたようで、
ガンテツも見返りとして辰巳の「厄介ごと」を秘密裏に丸く治めてきた関係のようです
辰巳は既に官僚たちの個人情報を網羅しているサイトを発見していてガンテツにそれを教える
そのサイト「アンマスク」はユーザーが調べた情報を更新していく形のwiki的サイトであるとのこと


捜査一課でもこのサイトの情報を入手し、サイトオーナーの辻内眞人(平岡祐太)の監視体制に入る
ガンテツは一気にしょっ引く事を提案するが捜査部長からの命令でそれはできないと突っぱねられる


ガンテツは施設常駐警備員として働く倉田の元へやって来る
倉田に仕事を手伝うよう求めると倉田は断ろうとする
しかしそれを遮って「これは命令だ」とガンテツ
「お前の全てを知っているのは姫川だけじゃねえぞ」と脅しをかけるガンテツ
倉田は殺人犯は自分の命を「元本」として罪を償うべきという思想の持ち主
その思想により過去に殺人を犯しても未成年で軽い罪で出所した元少年達を自ら殺していた
そして息子の英樹(石黒英雄)までも自殺に追い込んでしまった経緯がある


ガンテツはそれらを全て知っていると倉田を脅す
倉田は引き受けるしかなくなった


辻内は中華料理が好きらしく中華屋でテレビのニュースを見て、官僚が死んだことを喜んでいる
しかも死んだのは「沈黙怨嗟 / サイレントマーダー」に登場していた谷川(竜雷太)である
首を吊って自殺ということだが、「自殺に見せかけた他殺」の可能性は?
やはり犯人は「人を殺せる人間の目」を持った堀井(山本圭)なんだろうか?
少なくとも堀井が谷川の経歴を知ったのはあのサイトからなのはこれで確定した
「たまたまですよ」なんて真っ赤な嘘
やはり「人殺しの目」を持つ堀井も怨念と憎悪に燃える復讐鬼と化していたのである


しかし70過ぎた堀井があんな闇サイト同然のサイトをどうやって知ったのか
70代じゃネットもしない方も多い年齢層なのにどんだけハイテク爺さんなのか
それともあのサイトは普通に「官僚名+住所」で検索すれば反映する程度のものなのか?
闇の殺人ショーの会員制サイトでもあった「ストロベリーナイト」は通常の検索ではたどり着けないものだった
今回のこの「アンマスク」は辻内の発言からしてもそこまでクローズドなサイトでもないようだったが・・・


ガンテツはついに辻内に直接接触
辻内は「紳士録」を作っているだけだと主張
優秀な官僚達が世の中にどんな仕事で貢献したのかを世間に発信するものだと
そして官僚の個人情報をネット上にUPしているのは「ボランティアの皆さん」と主張
さらに「私は場所を提供しているだけであり、そこから殺人が発生しても私には責任がない」と告げる


つまり、自分自身は手を下さずに、
自ずと官僚に恨みがある人間を誘いこみ、
その官僚の殺人に繋げる為のサイトを運営して効率よく「悪徳官僚」の粛清を図っている魂胆だ
勝俣はそれを察して「てめぇ全てわかっててやってるんだな?」と威嚇する
そんな屁理屈は通らないと告げるが・・・


ここでガンテツは自殺した谷川の名前も挙げている
表向きは自殺だがやはり谷川は殺人だったのだろうか


そして今度はガンテツの住所や別れた妻の住所までついにサイトに晒されてしまった
もちろん辻内の仕業だ
ガンテツも身の危険が迫ることになってしまった


CMに行く前にスポンサーテロップの背後でガンテツが捜査一課八係長の内田(入江雅人)に「だから勝手に接触するなと言ったんだ」、「お前を捜査から外す」などと叱責されている映像が流れる
こーゆーのって大抵CM後の展開を「先出し」してるものだけど、
放送時間の関係なのかこれも「本編」だったようで、
CM明けでいきなりガンテツと倉田は「その後」の行動を開始する


ガンテツは倉田に辻内の部屋に侵入させ、あらゆる個人情報を抜き出させた
室内にいる間に辻内が戻ってきてしまったが、
倉田はさすが元刑事・・・と言うより超一流スパイのように上手く身を隠しバレずに脱出する


しかし部屋を出る時に24時間体制で監視中の捜査一課の刑事に姿を見られる
しかし倉田は追いかけてきた刑事たちからパチンコ屋を利用してうまく逃れる事に成功
ただパチンコ屋は防犯監視カメラがしっかり完備されてるんだから顔割れちゃうでしょ
ちょっと無理あるなぁこの脱出劇は
そもそも以前の同僚だから倉田の顔だって知ってそうだし出る時に気づく前に入った時にも気づくだろ


とにかく辻内の個人情報をしこたま入手したガンテツは、
例のサイトに辻内の住所電話番号生年月日出身地学歴職歴はもちろん、
好みのAV作品やおそらく通帳の入出金明細まで公開してしまった


これまでずっと冷静でイケメンだった辻内が初めて動揺する
しかしガンテツは辻内に言われた「これでお前も張れて紳士録の仲間入りだな」、「投稿したのはボランティアだろ」、「殺されたってオレの責任じゃねぇ」等の言葉をそっくりそのままお返し
辻内は反論できない
ガンテツは被害者の身内が長い刃物を購入して近辺を徘徊してるとまで告げ辻内を恐怖のどん底へ叩き落とす


表向き辻内を官僚殺しで逮捕する事などできない状況だった
法で裁けないならガンテツは「目には目を」で辻内を潰したわけである
当然不法侵入等違法行為プラス刑事としても「越権行為」である
ガンテツのこの行動も「過ぎた正義」なのかもしれない
しかしこの辻内を野放しにしていたらさらに被害者が出るから起した行動なのである


そしてガンテツは「今は個人情報を出しただけで身の危険が迫るようになった。嫌な時代だよなぁ」とつぶやく
確かプロ野球選手の選手名鑑は90年代初頭くらいまで普通に選手の自宅住所や所有車を載せていたとか
当時の子供たちはサインほしさに選手の自宅で待ち続けてサインをもらったりもしてたとか
今にして思えばものすごく平和だったんだなと思う
平和な日本は80年代までで終わってしまったんだろうか
鍵をかけずに夜眠る家も80年代以前まではいっぱいあったらしい
今は都内でそんな無用心な家はほぼ皆無だろう


それはそれとしてそれ以上の事はせずガンテツは立ち去る
倉田はまたも辻内は死をもって償うべきだとガンテツに「甘い」と詰め寄る
息子を失ってもまだ倉田はハンムラビ法典遵守のような「過ぎた正義」病が治っていなかった
この分じゃまだ未成年殺人犯の出所者を狙った「自殺に見せかけた殺人」を繰り返しているのかもしれない
そもそも息子の英樹は殺人を犯してもいなかったのに死ぬ事になってしまったのに未だに反省していないとは


ガンテツは倉田の腹を殴り「だからお前は変態野郎なんだよ」と告げる
そんなことができないから現場は汗水たらして犯人を検挙してるんだと主張
倉田はだったらなぜ自分を使うんだと食い下がる
ガンテツは「気紛れだよ」と葉山に言った時と同じような返し方をする
しかし倉田は「いいえ・・・」と返す


「あなたはオレやあの姫川という女のような“闇”をはらんだ人間を放っておけないんだ。あなたもオレ達と同種の人間なんだ」と倉田は衝撃の事実を視聴者に明かしてくれました(笑)
ガンテツの謎がこれでいくぶんわかってきた気がする
葉山に絡むのもやはり葉山が過去に自分の家庭教師だった女子大生が目の前で刺殺されたのを目撃し、そのトラウマに苦しみ、その犯人を「殺したいほど」憎んでいる「闇」を持っているからだ
つまり・・・葉山もそしてガンテツまでも「人を殺せる人間の目」を持った人間なのだ


倉田はガンテツからの謝礼が入った袋を叩き付けてどっか行っちまいます
ガンテツはそれを拾って「お前にオレのことがわかるわけねぇ・・・」と呟きながら夜の街へ消えていきます
その背中がとても寂しげで・・・男の哀愁たっぷりに今回は終わります

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今回は各メインキャラのバックボーンもいろいろ明らかになったりしましたね
ただ「アンダーカヴァー」や「推定有罪 / プロバブリィギルティ」など露骨な消化不良作品もありました
まーこのドラマは連続ドラマ時の最終回も消化不良感がすごかったから今に始った事ではないけど
相変わらず「グレーゾーン」をやたら広く取りたがるようで
もう続編もないと思うと余計もやもやしますよね


今夜は今泉、橋爪、石倉、湯田が登場しませんでした
その分昨夜まで4夜連続で放送された「ストロベリーミッドナイト」でこの4人は登場していましたが
湯田を演じる丸山隆平(関ジャニ∞)は裏番組の「泣くな、はらちゃん」に出演しているのもあるらしいです


また、姫川の父・忠幸(大和田獏)と母・瑞江(手塚理美)も登場せず
瑞江はある意味重要登場人物でもありますが、
連続ドラマ版最終回で「親離れ」・「子離れ」が描かれたこともあったのかもしれませんが


それにしても日下はホントにカッコいいですよね
ストロベリーナイト全体としては難しくても日下を主役に深夜枠でもいいからスピンオフ作品作ってほしいですね
今回は葉山もかなりカッコ良かったです
女性人気ダントツNO1の菊田がカッコいいのは言うまでもありませんが
少し疲れた感じの表情の菊田がスーツを着て動く姿は女性にはたまらないものがあるようで


とりあえず原作の「姫川玲子シリーズ」も現時点では先がないわけで、
ドラマの内容も作品名の「ストロベリーナイト」はもう全然関係なくなってきてしまっているから、
今夜のこの放送と劇場版で終わりというのは仕方のない事かもしれません


それでもこれだけハマッた刑事モノって初めてだったし、
またどこかで何らかの形で復活してくれたら嬉しいです
今後も誉田先生とフジテレビには密かに期待しています^^
よろしくおねがいします^^
とりあえず今夜は眠いんでもうねます(笑)


以上、ストロベリーナイト「アフター・ザ・インビジブルレイン」のあらすじとネタバレ・感想でした
気になる視聴率は15.4%でした


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コメント 4

YUKA

ものすごくわかりやすい解説で昨夜わからなかった部分のモヤモヤが晴れました!!連続ドラマの時見ていなかったから助かりました。ありがとうございました。
by YUKA (2013-01-27 22:15) 

ショウ

YUKA様コメントありがとうございます^^
このドラマ大好きなんでコメントもらえると嬉しいです
これでこの作品も終わりかと思うと寂しいですけど、
これだけ支持を集めてる作品だし、
原作最新作の「ブルーマーダー」のドラマ化にも期待しましょ^^
by ショウ (2013-01-27 22:50) 

Ki

翔さま ドラマからのファンなので劇場版観てから スピンオフをみた方が良かったんですね。順々 逆になっちゃいました。個人的には小出さんとガンテツのが印象に残りました。劇場版でラストになるのが寂しい・姫川ボスと姫川班のメンバーが最高だったのになあ。
by Ki (2013-01-28 00:44) 

ショウ

ki様コメントありがとうございます^^
今回のスピンオフは劇場版の後日譚ということで、
劇場版を観てからのほうが各キャラクターの感情とかわかりやすかったと思います。

姫川が池袋署の刑事課長に「お前のせいで何人も・・・」と言われたところでそれ以上明かされなかったり、葉山が「オレ達の仲間は腐ったキャリアと刺し違えて、胸を張って桜田門(本庁)を去ったんだ」と語った意味とか、日下が井岡に「姫川元気だったか?」とさりげなく聞いてみたのも同情していた部分があったからだし、劇場版から繋がってる設定や感情が多いです。

ただ、劇場版の公開初日に放送されている以上、ほとんどの方が先にこちらの「アフター」の方を見ることになってしまうのはしかたないと思います。もちろん、劇場版を見るまでこれは録画しておいて見ないでおこうとしているストロベリーナイトファンの方もいると思いますし。順番の問題ですけどね^^

葉山のストーリーとガンテツのストーリーは元となったのは原作の「感染遊戯」からで同じですし、谷川の自殺(殺人)など繋がっている部分がありますから、やっぱり印象に残りますよね。

これで終わりは寂しいですよね
原作自体は「ブルーマーダー」という最悪な殺人鬼が登場している作品がまだありますが、かなりはっきり局側が「これで最後」を強調しているから難しいかもしれません。
by ショウ (2013-01-28 04:02) 

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